2017/08/29 21:15


ギャオ――!(幼少期)

そらぞらです。こんにちは。

私はシャワーを浴びるとき、まずメイクを落としたら次に髪を洗います。で、今日のシャワータイム。いつもシャンプーを流すときは目を瞑っているのですが、何となく薄目を開けて流れていく髪を見てみたら・・・。
「多い!!」

もはや1本ずつとかではなく、数本が束になって太い髪の毛のようになって流れていました(泣)。予想はしていたので、それほどショックはありませんでしたが、ふと最初の脱毛のときを思い出しました。

今から約9年前。10円玉ほどの円形脱毛を初めて見つけてから、すごい勢いで脱毛が進み、1ヶ月後には半分ほどに減っていました。でも、私はもともと美容師さんに「1つの毛根から3本生えている!」と言われるほど(あぁ、懐かしい…。)の髪の量。まだこの時点では、周りから見たら“普通レベル”でした。

ただ、毎日の半端ない量の抜け毛、手グシですーっと抜ける髪の毛、自分だけが感じる異常。私は何が起こっているのか分からず、皮膚科を探してすがる思いでクリニックを受診しました。そこで先生に言われた言葉。

「人は1日100本抜けても普通です。気にしすぎじゃないですか?」

悔しかったですねー。「いや、でも・・・。」と、どう言えばこの不安が伝わるのか、すごくもどかしかったです。そして、結局伝わりませんでした。私は痛みに強い方で、ちょっとくらいで病院に掛かる事はありません。なのに・・・。

結局「様子を見ましょう」と諭され、帰宅。その後も、なす術もなく抜け続ける髪。10日後に再受診したとき、地肌の見える私の頭を先生は二度見しました。「紹介状を書きます。」・・・泣きそうでした。は?って思いました。口にはしなかかったけど、正直、「謝ってよ。時間返してよ。」そう思いました。

それからは大学病院に通いましたが、そこでも最初「珍しいですね。一旦写真を撮りましょう」と別室に連れて行かれ、ぞろぞろと研修医さんたちが登場。メモを取りながら私の後ろに立つ、数人の若い研修医の前で写真を撮られるのは地獄でした。今思えば、私に許可を取らなかったのはどうよ?って感じですね。もう、許してあげますが。

仕方ないのは、わかってるんです。医者だから、病気を診る。症状を分析して、改善方法を提案する。でも、少しでも患者の心に寄り添う立ち振る舞いが欲しかったなー、というのが私のきもち。何が起きてるのかわからず、すがる思いで病院に来た(しかも隠し続けた頭を勇気をもって他人に見せるという!)人に、もう一歩近づいてほしかったな、と。

その時は、結局治療(飲み薬)で治りましたが、その後繰り返した全頭脱毛のときは、もう病院には行きませんでした。

医療分野って、普通の生活をしてると隔たれた世界だし、良くも悪くも意見をするほど私には知識がありません。だから、ウィッグを取り扱うお仕事をしていても治療のことを、あーだこーだ言いません。言えません。

でも、あのときの私は、情報が欲しかった。私だけなのか、これってよくある病気なのか、仕事はできるのか、etc. 今はSNSがあるので同じ症状で悩む人を見つけることも、その人にコンタクトを取ることもできます。「#脱毛症」とか色々検索してみてください。

そらぞらでもご相談お受けしています。もちろん無料。雑談程度でも気にせずどうぞ。一緒に乗り越えましょう。インスタもツイッターもやっています。
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